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今までとこれから

幼少期から音楽が大好きだった自分。

そんな自分がラッパーとしてステージに立ったのが10代の終わり。

毎日のように深夜のクラブイベントに勉強兼自分を売り込む為にイベンターさんや関係者各位に白版や自作のフライヤー配って回ってた。

そうして出演させてもらえるってなって一番手のトップバッターでお客さんが居ない中ライブしてノルマ赤分払ってとかを繰り返してこれも総ては“売れる為”ってしんどい時も歯食いしばって現場の先輩方々に呑めない酒を無理やり呑まされぶっ潰れて記憶飛ばして道端でぶっ倒れたまま朝を迎えデロデロになりながら帰宅してドロのように眠りに就く。

これも総ては“売れる為”って必死に活動してた20代前半。

正式に盤とフライヤー作るってなって当時の自分は楽曲制作なんて出来なかったから楽曲を買っていた。

それだけではなく、ちゃんとした盤を作るとなるとそれなりのまとまった金が必要となり借金をして作った。

その渦中も出演するイベントはノルマ制。

恥ずかしいながら、全然ファンなんて居なかったから赤出るのが基本。

それに加えて交際費だったりとかとかく音楽活動は金が掛かる。

それでも一度ステージに上がれば #ラップ上手くて当たり前 #ライブカマして当たり前

そう自身を叱咤しながらパフォーマンスしてた。

そんな中、やっとの思いで制作・完成したCDも全然売れず1000枚作って半分も捌けなかった。

ダンボールの中の自身のCDを眺めてはいつもうんざりしてた。

テレビや街から聴こえてくる音楽に対していつも『何でこんなクソみてぇなんが売れてんの?!』って僻み嫉み妬み100%悶々といつも燻っていて『自分以外は総て敵だ!』とか極め付けは『自分が売れないのはお前らのセンスが悪ぃからだ!』そんな風に思いながら生活してた。

“売れる為”の音楽活動がいつからか“借金を返す為”の活動になってた。

20代後半を迎えた頃、総てが嫌になり音楽活動を辞めた。

あんなに大好きだったヒップホップを筆頭に音楽に触れる事をしなくなった。

CDが入った積み重なったダンボールも全部捨てた。

生きる目標みたいなモノが無くなって

何をしていても面白いとか楽しいとか一切無く、 #気付けばアイツもアイツもアイツもアイツもアイツもアイツもいなくなって #アイツもアイツも見なくなって 止まってしまったぼくは死んだ様に生きてた。

本気で30歳になるまでに死んでしまおうなんて考えてしまうくらいにつまらない毎日だった。

また、こうして0から音楽活動を再開した時は不安でいっぱいだった。

また、昔みたいになってしまうんではないか?とか、今更始めても誰も見向きしてくれないんじゃないか?とか、それこそいい歳だったし、音楽なんてやってる場合じゃなくね?とかとか。。。

そんな中再開した音楽活動。

それまで死んだように生きてたけど、人を人とも思ってなかったけど、何より自分が大嫌いだったけど、

音楽活動を再開したおかげで本来出会うことが無かったであろう人達と出会えて、こんな自分を応援してくれる存在もできた。

そんな皆に言いたいことは #私と出会ってくれた事にありがとう ということ。

音楽活動を再開したおかげで得難い経験もたくさんさせて貰えている今のぼくは間違いなく幸せ者だ。

そして、音楽活動を再開したおかげで再確認出来たことそれはやっぱり『自分にはこれしかない』ということ。

辞めていた期間があったからこそ、感じられることがたくさんある。

#やっとの思いでここに立った胸張って言えるぜI’maRAPPER そりゃ正直しんどいなって思う時もある。

けど、それもこれも総ては  #やってなければやってなければ 解らなかったこと。

今度こそは #フラついてもこの足で歩きたいまずは自分愛し過去は灰に明日をhugしたい それに、 #まだ君に見せたいものがあるからNevergiveup これからも自分にしか出来ないパフォーマンスと歌を通じて #私とあなたの命を繋ぐ為の大きな架け橋となる ように

そうして、  #もっともっと笑えますように 一個ずつ一歩ずつこれからも進んでいくよ。

#ラッパーは生き方次第 だからさ。

こんな私ですが、支えて下さったら幸いです。

 

MC chin

“Remenber The Perfect”

2019/03/20(水)

皆さま
おはこんばんちは
一握の砂 MC chinです

各SNSを見てご存知の方も
いらっしゃるとは思いますが

Singer KENGOさんの既存の楽曲
“Remenber The Perfect”
という楽曲に客演という形で
歌わせて頂き2019/3/20(水)に
祝!配信限定でリリースとなりました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

KENGOさんとの出会いは
Singer AYAさん&Zirco Tokyo 様
共同主催の“BIRTH”こと #ばーす
その #ばーす vol.2の時
そしてvol.3の時に共演させて頂き
それがきっかけとなり
今回の客演・配信が決まりました

客演が決定した際にKENGOさんより
いくつか楽曲を提供して頂き
その中から自分が
Remenber The Perfectを
選ばせて頂きました

正直最初は既存の楽曲を選ぶ
という事にためらいはありました
1から楽曲を作り上げる方が
はるかに楽です
100%を目指せば良いですから

しかし既存の楽曲となると
そうはいきません
既に完成されているもの
既に100%の仕上がりのもの
その100%を100%以上に
しなければいけないというプレッシャー
ステージ上だけで特別に披露します
とかならまだしも
配信という形に残こすという

ですがそういった諸々の
プレッシャーを乗り越えられたら
必ずや自身の成長に繋がる
だから絶対やってやる
と自身を奮い立たせて
KENGOさんにRemenber The Perfectで
お願いします!とお願いしました

…いやー
Remenber The Perfectを選んだことを
正直後悔しましたね…(笑)

長い音楽生活の中でステージ上で
フィーチャリングする
という経験はありましたが
フィーチャリングで
楽曲をリリースする
という経験が皆無

既存の楽曲をより良いものに
しなければならないというプレッシャー
KENGOさんファンにがっかり
されてしまうのではないか?
などなど色々な不安感に苛まれ
最初は全く制作が出来ないまま
時間だけが過ぎていきました

そうこうしてなんとか
出来上がったものをKENGOさんに
確認して貰ったのですが

その際にKENGOさんが言ってくれた
「もっとchinさんらしい
感じが良いです」
という言葉にハッ!としました

諸々のプレッシャーに苛まれた結果
既存のRemenber The Perfectを
邪魔しないようにしなければ
という形ばかりに囚われ過ぎて
自分らしさがなくなっていました
KENGOさんのお言葉で我に返りました

既存のRemenber The Perfectを
越える処かMC chinじゃなくても
良いんじゃない?というような
出来上がりになってしまっていました

KENGOさんが仰って下さった
“MC chinらしさが良い”
この言葉で吹っ切れたというか
主観でしかみえてなかったものが
俯瞰でみえるようになりました

そこからはのびのびと自由に
制作することができました
最初は不安だらけでしたが
今は自信を持って
“これがMC chinですしくよろ~♪”
と言えます(笑)
まだまだ若輩者ですが
ぜひとも原曲のRemenber The Perfect
に併せてMC chin verの
Remenber The Perfectも
宜しくお願い致します

…凄く長くなってしまいましたが
こうやって形に残せて頂ける機会を
与えて貰えて本当に幸せです

人が亡くなった際にその亡くなった人の
何から忘れるか皆さまはご存知ですか?
それは“声”です
人が人を忘れる時人はまず声から
忘れていくんだそうです
そう言われている中で
こうして“声”を遺せているということに
深い幸せを感じています

これからもその“声”にたくさんの
“想い”を込めていきます

 

最後になりますが
今回客演で迎えて下さったKENGOさん

レコーディングの際に
ご尽力頂きましたタイキさん

忘れてはいけません

この機会・ご縁を作って下さった
AYAさん

そして

聴いて下さった皆さまに感謝致します

本当に本当にありがとう

MC chinでした